ご祭神
- 倉稲魂神
- (ウカノミタマノカミ)
- 保食神
- (ウケモチノカミ)
- 稚産霊神
- (ワクムスビノカミ)
最古の稲荷神
当社折上稲荷神社境内の稲荷塚(京都市史跡)は約1,500年前のもので稲荷神の前身、祖先神(田の神)がお祀りされていた聖地です。後の711年(和同4年)稲荷大神が降りられ、伏見稲荷と共に最古の稲荷神と言われています。
また世界でも多くみられるレイライン(聖地と聖地が一直線上で結ばれる)が伏見稲荷と折上稲荷で結ばれており、伏見稲荷の奥の宮といわれより強い御利益が得られると言われています。
働く女性の守り神
江戸時代末期、孝明天皇がご即位される時に側に仕える多くの女官が病気になったため、当社に御祈祷が命ぜられました。祈祷の後、女官達が奇跡的に回復したことから、女官達の間で「折上稲荷様の御利益は折り紙付き」と言われるようになりました。
そして天皇は、今後も女官達が元気で働いてくれる様にと願いを込めて「長命箸」を当社に奉納されました。
以来 、折上稲荷神社は「働く女性の守り神」として厚く信仰されることとなりました。また日本の女性を世界的に高めた「モルガンお雪」さんなど多く女性より信仰され、女性の商売繁盛祈願としても有名です。
現在、女性社長、起業家からОL、また女優や女性芸能人、女性タレントがお忍びで参拝されます。
モルガンお雪
「日本のシンデレラ」と呼ばれたモルガンお雪さん。彼女は当社をあつく信仰しておられました。当社と菩提寺・五大堂同聚院さんにて、彼女にちなんだ御朱印を授かることができます。働く女性のための守り神・守り本尊を是非お参りください。